頼りない夫にイライラを募らせる妻たち

頼りない夫にうんざりする妻たち

一家の大黒柱である夫の役割は、家族を養い、家族を守り、いつどんな時も、大きくどんと構えいてる事。何か問題が起こった時は夫が解決してくれる。と夫を信頼する事で、妻たちは夫をサポートし、家事や育児といった重労働をこなしながら安心して円満な結婚生活を送る事が出来る。

しかし、大黒柱というその役割をきちんと果たしている夫はいったいどれくらいいるのだろう?

頼りない夫にイライラする妻は少なくない。今回は、そんなイライラ妻たちのエピソードをご紹介しましょう。




夫への違和感

ゆきこさん ウェブデザイナー 45才

ゆきこさんの夫はひとつ年下の消防士さん。優しく穏やかな夫。男の子2人のお子さんにも恵まれ、やんちゃ盛り、元気いっぱいの子供たちのお世話と仕事と家事をこなし、ヘトヘトになりながらも、それなりに幸せな毎日を送っていました。夫は子育てにも積極的で家事もきっちりサポートしてくれるよき夫。お給料も全額きちんと入れてくれる。そんな夫にゆきこさんは今でも心から感謝しています。

でもしかし、ゆきこさんの中に、夫に対するある違和感が沸々と芽生えだし、今ではその気持ちを抑える事が苦しいのだという。

いつも穏やかで優しく、声を荒げ怒った事もなく、働く妻を全面的にサポートする。そんな理想的な夫。いったいゆきこさんは、この模範的な夫の何が不満なのだろうか?

私たち、実はできちゃった結婚で、しかも出会って半年でスピード結婚しちゃったんです。

だから、彼のことあんまりよく知らないまま夫婦になったんですが。。。

もともと消防士さんにずっと憧れを抱いていた私は、彼と出会う前から、結婚するなら強くてたくましい消防士と結婚したい!って願望がずっとあったんです。だから消防士の彼とお付き合いする事になった時は、私すごく嬉しくて舞い上がっちゃって。私、この人となら絶対に幸せになれる!こんなにかっこよくて頼りがいのある人が私の恋人だなんて、私は世界一の幸せ者だー!って出会った時から勝手にガッツリ幻想しちゃてたんです。

あ〜なるほどね〜確かに職業で相手の姿をイメージすることってあるあるです。現に結婚したい相手の職業ランキングとやらでも、消防士さんは常にランキング上位に入ってますし、実際かなりオモテになります。強くたくましく、いかなる時も自分の身に危険が及ぼうとも決死の覚悟で他人を救う。そんなスーパーマン的な彼ら消防士は世のヒーローでございます。(これはイメージです。)

舞い上がっていた私は、自分が想像した彼の幻想に完全に恋しちゃてたわけです。だから、赤ちゃんができたとわかった時も、お付き合いして数ヶ月でしたが、彼と結婚する事に全く迷いはなく、すごく嬉しかったんです。

なるほど。ゆきこさんに限らず、お付き合いしたての男女は共に相手の姿を勝手に良いように想像し幻想します。ピンクのフィルター越しに相手を見ているので、恋するふたりの耳には周りの言葉など全く聞こえません。

そぉなんです。周りの言葉が聞こえないってそぉいうの確かりありました。実は、彼と出会った時、彼と彼の先輩消防士さんとの間で心が揺れていたんです。結局私は今の夫を選んだんですが、彼の同僚や、先輩や親友までもが揃って「なんでこっち選んだん?」「こいつやで?なんでなん?」って私に言ってくるんです。その時はみんな笑いながら言ってたし、冗談でディスってるくらいにしか捉えてなかったんです。でも、今になって思うと。。。

こうしてゆきこさんは夫と出会い、結婚して、子供も生まれ、幸せな結婚生活を送っていました。優しく穏やかな消防士の夫。赤ちゃんのお世話も完璧です。夜中の授乳が終わった後は、ゆきこさんに、「ゆきこは寝てていいよ。あとは俺がやるから。」と、赤ちゃんの背中をゲップが出るまでトントンします。そしておむつも替えます。素晴らしい夫ではないか!「うるさくて寝られへんねん。俺は明日仕事やねん。」と言い残し別室で寝る夫もたくさんいますよ。

そぉなんです。夫は本当によくやってくれてました。100点満点のイクメンパパでした。夫とふたりで子育て出来たので、私の負担も少なくストレスなく楽しく子育て出来ました。そこは本当に感謝してるんです。でも、夫は私が体調を崩しても心配してくれないんです。乳腺炎を患って高熱が出て苦しんでいる時も夫はまるで他人事。血尿が出たことがあるんですけど、その時も全く心配してくれなくて・・・なんか血尿出てるみたい。と夫に報告したら、えっ?!血尿でたん?の一言で終わりでした。病院行こう。とか、その後のおしっこの様子も聞いてきてくれる事もなく・・・夫は救急救命士の資格も持ってるんです。なのにこの対応・・・私の事大切に思ってくれてないのかな?と凄く寂しい気持ちになりました。

嫁が高熱出して唸ってても、血尿出してパニックになってても夫は心配しない?放置?甲斐甲斐しく赤ちゃんのお世話を嫁と協力してやってのけるイクメンパパの顔とはまた違う顔。なんだかリンクしないなぁ。そんな対応されたら、妻は夫に大切にされてないと感じるわけで。寂しい気持ちになるのも当然だろう。

この頃から夫に対する違和感が出て来たんです。1年、2年、3年と夫との生活を積み重ねるに連れてこの違和感はどんどん膨らんで行きました。



しゃべらない夫

もともと夫は無口な方で、あまりしゃべらないんです。それでも私の話は楽しんで聞いてくれてる様子で、「えーーーー!!」

「えっぐーーーぅ!!」「えぐいえぐい!!」この3語をオーバーアクション気味にリアクションしてくれます。最初はなんかこのリアクションが面白いと思ったんですが・・・大切な相談事にも返って来るのはこの3語。何かアドバイスや知恵が欲しくて相談してるのに、3語の音しか返ってこない。もっと何かちゃんとした話しは出来ひんの?と何度も指摘して来ましたが、その度に黙ってしまうから、話し合いは出来ません。

「えーーーー!!」「えっぐーーーぅ!!」「えぐいえぐい!!」

大切な相談事にもこの3語の音しか発しない?ゆきこさんのご主人はあほですか?

あ、失礼。

しかし、世の中には会話がないと嘆く妻は少なくない。妻の話に全く耳を傾けない夫は多い。「へぇ〜」とか「ふぅ〜ん」と、その話に興味ありませんオーラ全開夫より元気なリアクションがあるだけぜんぜん良いのではないか?

とはいうものの、会話がない夫婦は離婚率が格段に上がる。言葉足らずが夫婦の危機を招くのだ。夫婦のたわいもない会話はそれだけ重要なのです。

ゆきこさんはしゃべらない夫となんとか向き合おうと何度も何度も話し合いを試みてみたものの、夫はその度に口をつぐんでしまうのだと言う。

たわいもない会話や話し合いが出来ない夫。結婚してから一度も夫とけんかをした事がないというが、ちょっとした言葉のとり違いや話し合いがヒートアップし夫婦喧嘩へと発展するのだから、言葉がない夫婦にけんかがないのは当然だろう。

会話が出来ない、意思疎通が出来ない、嫁を心配しない夫だが、優しく温厚なイクメン素敵パパ。このあと、夫の頼りなさがどんどん露わになっていく。 つづく



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